【サークル紹介】学友会クイズ研究会 ~準決勝めざし練習励む~

 高校生の皆さんは、大学に入ったらどのような部活やサークルに入るかを考えたことがあるだろうか。大学には中学や高校までよりもはるかに多くの団体が存在し、それぞれの目的のために日々積極的に活動を行っている。今回は、その中から本学サークルの「東北大学クイズ研究会(以下、TQR)」について紹介する。




 普段の活動としては、TQRは平日に早押し形式のクイズ練習を行っている。また、部員同士でクイズを競う部内杯という企画も1週間に2回開催される。基本的に練習中の雰囲気は和気あいあいとしているが、部内杯では真剣な雰囲気になり、各部員が本気で正解を狙いに行くという。また、ある人が出題された問題に関連する知識を話し始め、そこからどんどん話が膨らんでいくことも多い。「常にクイズを楽しむ」という思いは部員全員に共通している。

 また、さまざまな大学のクイズ研究会が集まる大会も頻繁に行われており、TQRも積極的に参加している。小規模な大会も月に数回開催されるが、最も大規模なものは毎年3月に開催される「abc」と呼ばれるもので、総勢800人近くものクイズプレイヤーが参加する。前回大会では、TQRは予選で慶應義塾大や名古屋大といった強豪チームと対戦し、残念ながら予選通過を果たすことができなかった。その悔しさを晴らすべく、現在TQRは予選を通過し準決勝に参加することを目標とし、日々の練習に励んでいる。

 クイズの醍醐味について代表の志村厚樹さん(農・3)は「どんなことでも問題として出るので、普段何気なく見たものや聞いたものが全て役に立つ。幅広い知識を身に着けることでいろいろなことに興味が持てるし、日常生活もより楽しくなる」と話す。また、受験勉強で得た知識もクイズに大いに生かせるため、入学後はぜひTQRへの入部を検討してほしいと呼びかけた。

 現在、クイズ番組の影響もあり、全国の学校でクイズ研究会の設立が相次いでいる。早押し用のボタンも在庫切れの状態が続いており、インターネットで購入しようとすると1年間も待つ必要があるという人気ぶりだ。実際にTQRも、入部者が年々増加している。この記事を読んでいる皆さんもこのクイズ人気の波に乗り、本学でクイズに熱中してみてはいかがだろうか。

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